近年、ＰＣユーザーの間で内蔵ＧＰＵとグラボを併用する方法が注目されています。
併用することで、ＰＣの性能を最大限に引き出すことができるのでしょうか？
内蔵ＧＰＵだけ、あるいはクラボだけを使用する場合と比べ、併用することで得られる利点や潜在的な問題点を理解することで、自身に合った選択ができるでしょう。
今回は、内蔵ＧＰＵとグラボを併用するメリットとデメリットを調査します。
ぜひ、最後までご覧ください♪
内蔵ＧＰＵとグラボを併用するメリットは？
- マイニングと通常使用の両立
- エンコード性能の向上
- 省エネ効果
- 静音性の向上
では、早速見ていきましょう♪
マイニングと通常使用の両立
マイニングを行っている間、PCの反応が鈍くなるという問題がありました。
高性能なグラボを持つＰＣでマイニングを行いながら、通常の作業もスムーズに行いたいユーザーにとって、内蔵ＧＰＵとグラボの併用は理想的な解決策となります。
内蔵ＧＰＵで基本的な処理を行い、マイニングや高負荷のゲームなどはグラボを利用することで、効率的なＰＣ利用が可能となります。
エンコード性能の向上
動画編集やストリーミングなど、エンコード作業を頻繁に行うユーザーにとって、内蔵ＧＰＵの存在は大きなメリットとなります。
特に、ＩｎｔｅｌのＱｕｉｃｋ Ｓｙｎｃ Ｖｉｄｅｏ（ＱＳＶ） のような高速エンコード技術を活用することで、作業時間を大幅に短縮することができます。
エンコード作業を頻繁に行うユーザーにとって、内蔵ＧＰＵのエンコード機能は大きなメリットとなります。
省エネ効果
高性能なグラボは、その性能を発揮するために多くの電力を消費します。
しかし、日常的な作業でその全ての性能を必要としない場合も多いです。
このような場面で内蔵ＧＰＵを使用することで、不要な電力消費を抑えることができ、長期的には電気代の節約にも繋がります。
内蔵ＧＰＵのみを使用する場面では、グラボを動作させる必要がなくなるため、消費電力を削減することができます。
これにより、長時間の使用でも電気代の節約が期待できます。
静音性の向上
昨日、グラボがウルサイって言ったけど、原因判明！！GPUファンのケーブルを挿し直したら静かになったｗ SAPPHIREめ～～(-_-メ)
— 愛花 (@Aika_mistylove) August 2, 2011
グラボのファンは、高負荷時には大きな騒音を発生させることがあります。
特に、ゲームや動画編集などの重い作業を行う際には、その騒音は気になるものです。
しかし、内蔵GPUを主に使用することで、グラボのファンの動作を抑えることができ、静かな作業環境を実現します。
一方で外付けGPUやめとけとも言われていますので、気になる方はこちらもチェックしてみて下さい。
内蔵ＧＰＵとグラボを併用するデメリットは？
内蔵ＧＰＵとグラボを併用するデメリットは、以下の３つです。
- ソフトウェアの互換性問題
- 設定の複雑さ
- パフォーマンスの不安定さ
詳しく見ていきましょう♪
ソフトウェアの互換性問題
PCが古すぎて、フォトショのGPU互換性なしなので、グラボ新調するかー。
理想はCPUもだけど、そうなるとマザボも新調になるので予算足らぬ。— V-8 (@take_v8) December 22, 2022
一部のソフトウェアは、内蔵ＧＰＵとグラボを併用すると、正常に動作しない場合があります。
特にＯｐｅｎＧＬを利用するソフトウェアでは、ｄＧＰＵ利用設定をしても効果がない、またはソフトウェアがクラッシュする可能性が指摘されています。
設定の複雑さ
増設したグラボより内臓GPUのほうが性能いいのに設定しても内臓のGPU使ってくれないからグラボ買うしかないのか
— さくよ (@izayoi_s16) September 6, 2022
内蔵ＧＰＵとグラボを併用する場合、ＢＩＯＳやＯＳの設定が必要となります。
これには専門的な知識が求められるため、初心者には難しい場合があります。
また、ソフトウェアごとにＧＰＵを利用する設定を行う必要があるため、設定が煩雑になることもあります。
パフォーマンスの不安定さ
内蔵ＧＰＵとグラボを併用すると、どちらのＧＰＵがどのタスクを担当するのかを明確にする必要があります。
この設定が不適切であると、パフォーマンスが不安定になることが考えられます。
以上の点を考慮すると、内蔵ＧＰＵとグラボの併用は、特定の目的やニーズがある場合を除き、慎重に検討する必要があります。
内蔵ＧＰＵとグラボを併用するメリットとデメリットまとめ！
今回は、内蔵ＧＰＵとグラボを併用するメリットとデメリットを調査しました。
いかがだったでしょうか？
- マイニングと通常使用の両立
- エンコード性能の向上
- 省エネ効果
- 静音性の向上
併用する方法は、多くのPCユーザーにとって魅力的な選択肢と言えるでしょう。
しかし、設定の難しさがあり専門知識が必要というデメリットも考慮しなければいけません。
内蔵ＧＰＵとグラボを併用を検討する際に、参考にしてみてください♪
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