メモリはよく机の上に例えられます。
広ければ色々と置けるから作業がはかどるというのがメモリです。
例えば動画を生配信しているゲーマーから、64GB積んでいるから快適という声をよく聞きます。
本当にそれほどの大容量を有効活用できているのか大いに疑問ですが、実際に必要な人もいるようです。
今回はメモリ64GBを必要な人、そしてその使い道についてご説明します。
分かり易く解説しますのでよろしくお願いします。
メモリ64GBが必要な人は?
メモリ64GBが必要な人は以下です。
- 映像クリエイター
- エンジニア
- データサイエンティスト
理由として、アプリケーションソフトウェアを複数使用したり、高負荷な作業をすることがあるためです。
なお前述したゲーマーの場合、高負荷なゲームであってもプレイするだけならそれほどのメモリは必要ありません。
ゲーミングPCは16GBのモデルが多いです。
動画を生配信したり、高精度なプレイを要求されるプロゲーマーであれば倍増させてもいいかもしれません。
それ以上はオーバースペックとなるでしょう。
では以下にて、必要な人の詳細をご説明します。
映像クリエイター
8K動画の編集や3DCG制作などは特に高負荷な作業になります。
高解像度の素材、およびそれらを加工・編集するためには、大容量のメモリが必要となります。
とはいえどれほど高負荷であっても、単独であれば現行のアプリケーションソフトウェアは32GBで十分快適に動作します。
しかしながら複数を並行で使う場合は別です。
例えば3DCG作成ソフトやレンダリングソフトを使いながら、「PremierePro」「AfterEffects」「Photoshop」「Illustrator」などを使ったりする。
こういった場合であれば、増設を検討する必要があるかもしれません。
エンジニア
ソフトウェア開発、システム開発も大量のメモリを必要とします。
複数の開発環境を動作させつつ、検証の為、複数の仮想環境を走らせるためです。
また、昨今はブラウザの負荷も馬鹿にできなくなってきました。
クラウドを利用した開発や運用、さまざまなサービスなどの管理や監視などのため、数十ページ以上開くこともあります。
そういったページはとても重く、1ページで100MB以上も珍しくないそうです。
データサイエンティスト
ビッグデータの処理や分析においても大容量のメモリは有用です。
また昨今は必修となったAI。
ディープラーニング(深層学習)という学習方法が有名ですが、これは特に大容量のメモリが望ましいとされています。
メモリ64GBのPCは入手できる?
メモリ64GBのPCは入手できます。
デスクトップPCはもちろん、ノートPCも主要なPCメーカーから販売されています。
コスパを優先ならBTOパソコンメーカーもお勧めします。
自作ほどではありませんが細かいカスタマイズが可能な為、メモリ以外も希望通りのPCを選べるでしょう。
また、現在使用しているPCのメモリが不足しているのであれば、メモリを増設できる可能性があります。
ただ、たいていの場合メモリオーバースペックとなる可能性があるため、ご注意ください。
メモリ64GBが必要な人まとめ
今回は、メモリ64GBが必要な人についてご紹介しました。
以下が必要な人となりますが、いかがだったでしょうか。
- 映像クリエイター
- エンジニア
- データサイエンティスト
なおこれらに当てはまる場合でも、実際に必要になるのは特に高負荷な作業をする場合に限ります。
多くて困るものではないため、将来の保険として検討する場合もあるでしょう。
ただ、予算も上限はあると思いますので、無駄にならないようしっかりと計画を立ててくださいね。
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