「金田一37歳の事件簿」が打ち切られたのではという噂がネットで拡がっています。
「金田一37歳の事件簿」は「金田一少年の事件簿」から20年後の姿を描いた作品です。
高校生だった金田一一が、サラリーマンとなって読者の前に帰ってきましたが、打ち切りという情報に驚きです!
本当に「金田一37歳の事件簿」は打ち切りになったのでしょうか。
また休載理由は何だったのでしょうか?
今回はその真相について調べてみました!
金田一37歳の事件簿が打ち切りの理由は?
金田一37歳の事件簿は打ち切りではありません!
以下の理由によって一時的に休載となったと考えられます。
- 別シリーズの連載開始
- 掲載誌の休刊と移籍
- 作者のスケジュール調整
- 売上や人気の影響
では、早速見ていきましょう。
別シリーズの連載開始
「金田一37歳の事件簿」は、中年サラリーマンになった金田一一が仕事先で様々な事件に遭遇し、謎を解明していくというストーリーです。
青年漫画誌「イブニング」にて、連載されていましたが、「金田一37歳の事件簿」の休載が発表されました。

楽しみにしている漫画が休載になると心配になります。
しかし、この休載は、同誌にて2022年1月から「金田一少年の事件簿30th」が連載されるためだったのです!
「金田一少年の事件簿30th」は、シリーズ30周年を記念した特別企画です。
金田一少年時代の事件を振り返る内容が含まれていました。
そのためファンの期待も大きく、作者や編集部もそちらに注力することとなったのです。
掲載誌の休刊と移籍
休載の理由が分かったものの、「金田一少年の事件簿30th」の掲載終了後、「金田一37歳の事件簿」が再開されることはありませんでした。
そして、なんと「イブニング」が2023年2月28日発売の6号を以て、休刊を発表しました!
これにより連載の場を失い、一時的に中断を余儀なくされました。
当時、私も休刊を知った時は「もう打ち切りかも…」と覚悟をしていました。
ところが、同年4月28日より、「コミックDAYS」という漫画アプリ・Webコミック配信サイトで連載されることが発表されたのです!
このことから、紙媒体からWeb媒体への移行により、更新ペースや連載形式が変わり、一時的な休載が発生したと考えられます。
作者のスケジュール調整
本作の原作者である天樹征丸氏は、「金田一少年の事件簿30th」の他にも複数の作品に関わっています。
そのため、スケジュールの都合上、一時的に「金田一37歳の事件簿」の連載を休止する必要があった可能性があります。
特に金田一シリーズは、複雑なトリックや緻密なストーリー構成が求められるため、十分な準備期間を確保する必要があったと考えられます。
売上や人気の影響
一部の読者からは、「金田一少年の事件簿ほどの人気がないのでは?」という意見もありました。
確かに、本作は主人公が37歳となったことで、青春要素が減り、推理を楽しむ大人向けの作品として路線変更がなされました。
この変化により、往年のファンの中には「以前の作品のほうが良かった」と感じる人もいたようです。
ただし、単行本の売上やWebでの人気は一定の支持を集めています。
シリーズの継続が決定されたことからも、打ち切りではなく方向転換の一環だったと考えられます。
金田一37歳の事件簿はつまらないという声
金田一37歳の事件簿ですが、「つまらなくなった」という声もあるようです。
つまらないという意見は以下の通りです。
- 主人公のキャラクター変化
- 主要キャラクターの不在
- トリックやストーリーの質
- 作品の雰囲気の変化
では、詳しく見ていきましょう。
主人公のキャラクター変化
かつての金田一一は、熱血な高校生探偵として数々の事件を解決してきました。
しかし、本作では推理に対する情熱を失い、サラリーマンとしての日常を送る姿が描かれています。
- わざわざ37歳にした意義を感じない
- 探偵になっていてほしかった
- 17歳から進歩がない、こんな37歳は嫌だ
- 美雪との関係を引っ張りすぎ
このように様々な言われようです。
そのため、「昔のような積極的な金田一が見たい」と感じるファンも多いようです。
主要キャラクターの不在
「金田一少年の事件簿」で登場した七瀬美雪や剣持警部といったキャラクターの登場が少ない点も、不満の声につながっています。
特に美雪はシリーズを象徴するキャラクターであり、彼女との関係性が薄れたことで物語の魅力が半減したと感じる人もいるようです。
当時、私は剣持のおっさんが好きだったので、登場が減ったのは少し寂しかったです。
トリックやストーリーの質
過去の作品では、複雑で巧妙なトリックが魅力でしたが、本作では「トリックが単純になった」「ストーリーが浅い」といった意見が見られます。
また、推理部分よりも金田一の仕事や日常に焦点が当てられる場面が多いため、ミステリー要素が薄れたと感じる読者もいるようです。
作品の雰囲気の変化
前作は、学園ミステリーとしての青春要素もありましたが、本作はよりリアルな大人の世界を描いています。
かつては生意気だった金田一少年も、社会の歯車となって上司に謝る姿は、読者にとって見たくない姿だったかもしれません。

作品の評価は読者の視点によって変わりますね。
そのため、かつてのシリーズの雰囲気を期待していた読者にとっては、「以前のワクワク感がなくなった」と感じる部分もあるようです。
金田一37歳の事件簿は面白いという声も!
金田一37歳の事件簿が「面白い」と言われる理由は以下の通りです。
- 大人の視点で描かれる新鮮さ
- キャラクターの成長
- 社会人ならではの悩み
では、早速見ていきましょう!
大人の視点で描かれる新鮮さ
前作では学園ミステリーとしての側面が強かったですが、本作は大人向けのミステリーとして、新たな視点で楽しめるのが魅力です。
金田一が大人という責任を背負う立場になりながらも、仕事中に起きた難事件と戦う姿もまた滑稽です♪
トリックも現代風にアップデートされており、読者の共感が得やすい仕様になっています。
「現実的な設定が共感を呼ぶ」「かつての読者が大人になっても楽しめる作品」として好評を得ています。

トリックが分かっても何回も読みたくなる作品ですね♪
読んでいく中で、現実を生きている私達も加害者にも被害者にもなりうるであろう少し怖さのあるリアリティーも魅力の一つでしょう。
キャラクターの成長
長年のファンにとって、成長した金田一の姿は懐かしさと新鮮さを同時に感じさせます。
「じっちゃんの名にかけて!」や、変わらぬ推理力を見せるシーンには、往年のファンからも「懐かしくて嬉しい!」という声が多く寄せられています。
なぜ金田一が謎を解きたくないのかという理由も気になります!
また、過去作のキャラクターが登場する場面もあり、シリーズの歴史を感じさせる演出が好評です!
社会人ならではの悩み
本作では、37歳になった金田一が「普通のサラリーマン」として働く姿が描かれています。
かつての天才高校生探偵が、仕事のストレスや将来への不安を抱えながら生きている様子は、読者にリアルな共感を与えます。
「社会人になったからこそ刺さるシーンが多い」と感じる読者も多く、大人になってからの新たな金田一像に魅力を感じる人も増えています。
当時、私も読んでいて、大人向けのテーマが増えたことで、人間ドラマの要素も強まり、親近感を感じました♪
金田一37歳の事件簿が打ち切りの理由まとめ!
金田一37歳の事件簿が打ち切りではなく、一時的な休載ということが分かりましたね。
休載理由も移籍や別シリーズの連載が原因と言われています。
打ち切りと思われても仕方がなかったかもしれません。
金田一37歳の事件簿は完結しており、全18巻となります。
青春時代にシリーズを読んでいたファンはもちろん、新たな読者にも楽しめる作品となっています♪
成長した金田一を自分たちに照らしていくのも楽しいかもしれません。
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