皆さんは「PCを自作してみたい!」と思ったことはありませんか?
この時大事なのがCPUとチップセットです。
CPUは他の装置・回路の制御やデータの演算などを行い、チップセットはPCに接続されたパーツの動作を管理しています。
このCPUとチップセットが対応していないと上手く作動しません。
しかし、対応しているもの探すとき調べ方に困りますよね。
そこで、今回は自作PCに挑戦したい方のために、CPUとチップセットの対応表について調査していきたいと思います!
ここではCPUメーカーAMDの開発したRyzenとチップセットの対応表に関してお話します!
CPUとチップセットの対応表は?
早速CPUとチップセットの対応表を見ていきましょう!
Ryzenシリーズ世代 | コードネーム | 対応しているチップセット | 対応ソケット | 対応メモリ |
第1世代Zen | Summit Ridge Raven Ridge | A320 B350 X370 B450 X470 | AM4 | DDR4 |
第2世代Zen+ | Pinnacle Ridge Picasso | A320 B350 X370 B450 X470 X570 | AM4 | DDR4 |
第3世代Zen2 | Matisse Renoir | X570 X470 A320 B350 X370 B450 B550 A520 | AM4 | DDR4 |
第4世代Zen3 | Vermeer Cezanne | X570 X470 X370 B450 | AM4 | DDR4 |
第5世代Zen4 | Raphael | B650 B650E X670 X670E | AM5 | DDR5 |
ここでRyzenについて補足します。
Ryzenは近年AMDが発表したCPUです。
@toho_innocent ちと相談 MSI h110m pro-vh plusってマザボのCPU対応表にG4560って載ってるんだけどチップセットとCPUの世代が違う場合は基本的にBIOSのアップデートをした方が確実だよね?
— 福島北都 (@lainweird) July 23, 2017
現在多くのPCに搭載されているCoreプロセッサーと同程度の性能を持っています。
それに加えて、コスパもよいことからRyzenが搭載されたPCは増加傾向にあります。
CPUとマザーボードを選ぶ時の注意点は?
CPUとマザーボードを選ぶ時の注意点としては
- モデルが適しているか
- スペック
上記二つが大切になってきます。
早速見ていきましょう!
モデルが適しているか
先程説明した通り、CPUを開発しているメーカーには主にAMDとInteがあります。
この二社はそれぞれ別にCPUとチップセットを開発しているため、互換性がありません。
そのため、別のマザーボードを使ってもう片方のCPUを動かせません。
購入するときは必ずメーカーを確認するようにしましょう!
また、マザーボードを購入する際にはモデルにも注意する必要があります。
マザーボードとはPCのメインの電子基板で、配線を通じて通電し相互に通信できるようにするものです。
そして、マザーボードにはチップセットが存在しCPUと各機器との仲立ちを行います。
そのため、CPUとマザーボードはセットで買わないと後から購入したCPUがマザーボードの機種に合わず買い損することもあります。
先程RyzenのCPUとチップセットの対応表をご紹介したので、それを確認した上で購入された方がいいですね。
スペック
自作PCを制作するうえでCPUやマザーボードのスペックはとても重要です。
より詳しく言うとPCの使用目的とスペックが一致しているかどうかですね。
高グラフィックのゲームをプレイしたり、動画編集をしたりする方は低価格なCPUでは不十分です。
AMD Socket AM4のCPUとチップセットの対応表。
AMD公式は非対応でも、マザーボード次第ではマザーボードメーカーが独自で対応している場合もあるのでこの限りではないけど(AMD公式が非対応にしないと、マザーボードメーカーにUEFI更新義務が生じる可能性があるので、しょうがない気がする) pic.twitter.com/cwGH6vkq4D— 池森ケンキチ-DKH (@dkh_jp) May 10, 2020
かといって、動画を視聴する位の用途で超ハイスペックなCPUを購入しては元が取りにくいですよね。
また、用途によって適した拡張スロットや機能は異なります。
ゲームや動画を編集する目的で自作PCを作る方は、冷却性能のあるものがないとオーバーヒートする可能性があります。
一方で、動画を視聴する、文書を作成する目的で使用するPCで使用する方は機能が少なくても事足ります。
とりあえず、PCで重たい処理をしたい場合はスペックの高いものから選ぶ、
そうでなければ自分が必要だと思うスペックのものを購入していくと考えていけば間違いはないと思います。
自分の目的に応じて適切なパーツを選んでいってください!
CPUとチップセットの対応表まとめ!
今回はCPUとチップセットの対応表についてまとめていきましたがいかがだったでしょうか?
また、CPU、マザーボードを選ぶ時の注意点についてもご紹介しました。
CPUとマザーボードを選ぶ時の注意点は
- メーカーやモデルが適しているか
- PCの使用目的とスペックが一致しているか
とご紹介しました。
自作PCを作るのは一筋縄ではいかないですが、完成すると利便性がかなり高いです。
皆さんの自作PC制作の参考になれば幸いです♪
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