押入れのふすまを外すデメリット4選!外したふすまの保管は大変?

押入れのふすまを外すデメリット4選!外したふすまの保管は大変? 生活

みなさんのお部屋には押入れにふすまはありますか?

ふすまは、断熱性と調湿性のある木と紙で構成されていて、和室に使われる建具や調度に多く使われています。

ですが、押入れにふすまがあると部屋の雰囲気が古臭く感じますよね。

押入れのふすまを外すことで、空間が広く感じられ収納がしやすくなりますし、カーテンなどで代用しておしゃれに演出することも出来ますね。

しかし、外すことで起きるデメリットを知っておく必要があります。

押入れのふすまを外すデメリット4選!

まずは、ふすまを外すことで考えられる4つのデメリットを挙げてみましょう。

  • ほこりが入りやすくなる
  • 暖房や冷房の効率が悪くなる
  • 見栄えが悪い
  • ふすまの置き場所がない

が考えられますね。

では、一つずつ確認してみましょう。

ほこりが入りやすくなる

当然のことながら、扉がなくなることで密閉性が低くなりほこりが入りやすくなります。押入れの奥までほこりが入り込み掃除が大変です。

暖房や冷房の効率が悪くなる

せっかくエアコンで部屋の温度を調節しても、ふすまを外すことで冷暖気を通しやすくしてしまうため、温度調節の効率が悪くなってしまいます。

最近は、電気代の値上げにともない節電を意識して暮らしている方も多いはず。効率が悪くなるのはかなりの痛手ですよね。

見栄えが悪い

扉がないことで、収納しているものは隠れることなく丸見え。

押入れの中なんて誰に見せるものでもないから、と乱雑に収納している方も多いのではないでしょうか。

ふすまの置き場所がない

特に賃貸にお住まいの方は、ふすまは住戸の備品になるので、外して勝手に捨てることはできません。いつか退去する日までどこかに保管しておく必要があります。

もちろん保管には、ふすまを汚したり、破ったりしないようにする必要があります。

もし、汚したり破ったりした場合には、原状回復にかかる費用を負担することになります。

ですが、外したふすまはサイズ的に押入れの奥にしまうこともできず、かと言って、物置やベランダに置くと劣化させてしまう心配もあります。

さらに置き場所がないからと、壁に立て掛けておけば部屋が狭くなりますし、地震が起きた時に倒れてケガをする危険があります。

押入れの扉を外すと湿気がマシ?

押入れ収納の最大の懸念事項といえば、まさに、湿気ではないでしょうか。湿気をそのままにしておくと、壁や床にカビが生えやすくなってしまいます。

押入れの中が湿気るのは、押入れ内の温度差によるものだと言われてます。

押入れ内は部屋の温度よりも若干寒いため、結露が発生しやすくなり、カビの原因となる要素も活発化しています。

湿気を防ぐためには、部屋との温度差を均一にすることが大事です。

扉を外すことで押入れ内の風通しがよくなりますので、湿気対策には有効です。

押入れのふすまDIYおすすめは?

手軽にできるDIYは、ズバリ!代わりに布製のカーテン等を吊るす、です。

カーテンは、色々な質感やデザインがありますので自分好みの組み合わせで楽しめます。

しっかりと取り付ける場合は、ビスでブラケットを固定し、カーテンレール等を取り付けますが、賃貸等で木枠に穴を開けられない場合は、突っ張り棒で取り付けることも可能ですよ。

ぜひ、挑戦してみて下さいね。

押入れのふすまを外すデメリットまとめ!

以上、ふすまを外すデメリット4選でした。

デメリットは、

  • ほこりが入りやすくなる
  • 暖房や冷房の効率が悪くなる
  • 見栄えが悪い
  • ふすまの置き場所がない

でしたね。いずれも、生活するには外せないデメリットではないでしょうか。

ですが、ふすまを外すことによって、空間が広く感じたり、収納したものの出し入れがしやすくなったり、自分好みにカスタマイズしておしゃれを演出できる、などのメリットもあります。

近年、MUJIとUR団地が共同でプロジェクトを組み、リノベーションした古い賃貸住宅に住む若い人たちが増えているそうです。

今回ご紹介したデメリットを把握し、ご自分に合った快適な生活をぜひ送って下さいね。

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